
よし!屋号を変えよう
# 🏝️ ツナの思い出
# ⛵️ 独り言
独立してはじめての名刺が完成! それをきっかけに、ツナマップ的視点で名刺交換の文化を改めて考えてみました。
会社員時代、名刺交換は「とりあえず渡すもの」だった。でも、フリーランスになった今、それがまったく違う意味を持つように。
名刺交換ひとつで、これからのチャンスが変わる!
名刺は単なる連絡先のカードではなく、会話を生み出し、自分を印象づけるツール。では、どんな工夫をすれば「ただの交換」で終わらせず、次につながる一歩になるのか?フリーランスとして、そしてデザイナーとしての視点から、名刺の可能性と活かし方を掘り下げてみました☝️✨
会社員でデザインのお仕事をしていた頃は、名刺交換の場面は案件進行のため窓口になる方との交換がほとんど。初対面の方がいれば、社名、名前と連絡先を交換する形式的なルーティンに近かった。そんな名刺交換について「効率が悪い」「正直、面倒くさい」と感じる人は意外と多いらしく、実際にわたしもそれに近いことを思っていた。
でも、フリーランスになってから名刺文化への考え方がカラリと変わった。理由をあげるなら、名刺を交換する機会が圧倒的に広がったから。
会社員時代と比べて、独立してからは経営者、企業の社長や役員、部門長から営業マン、また広告代理店、制作会社のプロデューサーやディレクター、はたまた自治体など、さまざまな業界・立場の人と名刺を交換するようになった。
さらに、仕事のためだけでなく、個人的なつながりやプライベートな場面での交換が増えていった。でも、こうした出会いが未来の仕事の入り口になることもゼロではない。
立場も役職も業種も年齢もバラバラ。
こんな状況で、ふと思った。
「わたしという人間、どれほどの印象を残せているのか🤔」
社長や役員、営業マンとなれば名刺交換は日常的なもの。そんな中で、これまでのように挨拶の延長線上で交換をするだけでは、印象を残すことは難しい。そこで、単なる情報交換ではなく「相手に印象を残すこと」が本質なのでは?と考えた。
名刺交換=プレゼンテーションの場として思考転換をすることにしたのだ。
もちろん、自分を知ってもらうだけではなく、わたしも相手を知るタイミングになれば、互いに有意義な時間にもなるはず。対話が生まれる機会として、名刺を活用できるような作り方や工夫を加える。
「よし!名刺交換の場面、そのものをデザインしよう」と決めた😤🔥
名刺を見返した時に「この人、どんな人だったかな?」と思ったことありませんか?それを互いに打破するため、コミュニケーションの第一歩と考え、対話が生まれる仕掛けを取り入れることを意識し、3つのことをポイントにしている。
☝️名刺を「会話のネタ」にする
名刺を受け取った時に「面白い!」「これは何!?」といった会話のきっかけになるネタを、仕掛けとして取り入れてみる。それはデザインや肩書き、キャッチコピーなど工夫点はさまざまだが、思わず相手が反応したくなる要素を取り入れることがポイント。
☝️手にとった時の印象も残すこと
見るだけなく、触れて感じる体験も名刺に取り入れてみる。たとえば、手に取った時の質感やインパクトで「おっ!」と思わせる工夫もおもしろい。例えば、紙質やサイズ、加工といった感覚的な部分も記憶に残る瞬間をつくれるはず。
☝️名刺としての基本も大切に
デザインや仕掛けにこだわることも大事だけれど、名刺の本来の役割を果たすことも忘れずに。名刺は自分自身をプレゼンするツール。渡した瞬間だけではなく、それ後のチャンスを活かすためにも、相手が見返した時に「結局、これ誰の名刺かな?」とならないようにしたいね😉
こちらが、フリーランスとなってはじめての名刺。デザイン面でいえば、シンプルな方でツナマップの前身である「pear design(ペアデザイン)」のシンボルマークと屋号を配置。
自分を知ってもらうためのプレゼンポイントに”fishing”を、仕事の役割の並びに書いています。
これが意外と効果的で「え、釣りを仕事しているんですか?」「フィッシングってなんですか?」という反応が多く、思い返しても8割の確率で聞かれる結果に。
もともとは、趣味の釣りが「小ネタくらいになればいいな」とか「釣り好きにアピールできたらいいな」という軽いノリで入れたのに、いざ蓋を開けてみると、しっかり会話のネタになっていた🗣️また、その流れで「毎年、マグロを釣ってるんですよね」と話すと、マグロを釣るデザイナーさんとして、覚えてもらえ、名刺ひとつで印象の残り方が変わることを実感しました😉💖
あとは、紙質にもこだわっています👍
選んだのは、NTラシャスノーホワイト170kgをセレクト。本来名刺に使う用紙ではないそうですが、しっかりと厚みもあるし、パッと見は和紙のような風合い。羅紗(毛織物の一種)のように、優しく温かみのある印象が特徴です。
用紙を何パターンか用意してもら色校を試し、表面のカラーがもっとも鮮やかに発色してくれ、名刺の存在感をさらに引き立てています🩵
今回は、名刺交換の文化にツナマップ流の異端ぶりを発揮したアプローチ方法をご紹介しました。
この場を、単なる連絡先の交換ツールではなく、会話を生み出し印象を変えるきっかけにすることができます。デザインや仕掛けをつかって工夫することで、相手の印象に深く刻まれるのです。
わたしは、フリーランスという立場だからこそ、自由な表現ができますが、一般企業の名刺でも有効な手法はたくさんあります。
小さな工夫で大きな違いを生み出すことは可能。名刺交換の瞬間を、ただのルーティンにせず、会話が広がる時間に変えることで、新しいつながりや可能性が広がっていくはず。
2025年、屋号のリニューアルにあわせて名刺デザインも刷新✌️これまでの考え方はそのままに、デザインの裏技を盛り込んでいます😁今までにないデザイン、かわいさもありながら実は男性ウケのある名刺デザイン😉🧡また紹介するので、お楽しみに!
あなたなら、どんなアイデアを名刺に盛り込んでみる?🤔☁️
北海道の生まれ育ちで北海道在住。マグロ釣りが趣味だから「ツナ」と呼ばれています!ぜひ「マグロ釣りのツナ」覚えてください🐟普段はデザインやライターなどのお仕事をしていますが、見た目とのギャップがありすぎるフットワークが超軽いアウトドア派人間⛰️
趣味は釣りと神社仏閣巡り、好きなモノはカレーとわんこ🍛🐶🧡